無許可の業者

悪い引っ越し業者を見分ける方法はあるの?

引っ越しでは、全国的に展開している大手の業者と契約ができれば安心なのですが、契約が集中する時期は希望の業者に頼めるとは限りません。

 

そうなると、電話帳などをめくって、その地域だけで小規模に営業している業者を探すことになります。

 

特に近距離の引っ越しだと、ポスティングで入っていたチラシを見て、名前を全く聞いたことのない業者を検討することもあるでしょう。

 

ポストに入っていた業者全てが悪いわけではありませんが、近所の業者という気がして、安易に手を出すのは良くありません。なかには、無許可という可能性もあります。

 

ポストに入っているチラシ
▲ 画像はファミリー引越センターという大手。このように、大手もポストにチラシを入れることはあります。

 

そこで、業者の良し悪しの見分け方というのはあるのでしょうか。

 

電話や担当者の対応が悪い 電話・担当スタッフというのは、何かあった場合に顧客と業者を仲介する窓口です。対応が不親切なスタッフは、トラブルがあったときに顧客を守ってくれない可能性が高いです
見積書がそまつ 見積もりはどんな荷物がどれくらいあるとか、特殊な搬出方法が必要であるなど、引っ越し作業の計画書になるものです。料金の内訳が明記されていない、業者の連絡先があいまいなど、見積書がいい加減な業者は、あとで見積書にない追加料金を請求する危険があります。
手付金を請求する 見積もりを依頼しただけでは契約になりません。未契約なのに手付金や予約金を請求するのは違法ですから、そうした業者はすぐに断った方が無難です。ちなみに、契約後に引っ越し料金の前払いを求めるのは、こちらは違法ではありません。
割引率が高すぎたり、料金が安すぎる 「今なら5割引です」といわれたのに、支払いになってみたらむしろ他社よりも高い! こんなトラブルもよくあるようです。これはもともとの料金を高く設定しておいて、高い割引率で釣る方法です。

 

または、これだけ料金を安くします、というので契約したら、荷物の保証がつかないとか、時間指定ができないなど基本的なサービスがなかった、というケースもあります。運送費や人件費を削るのは限界がありますから、過剰な料金サービスは疑った方がいいでしょう。引っ越し料金の相場を認識しておくのも大切ですね。

そもそも無許可の業者である

引っ越し業務を行うためには国土交通省の許可が必要で、許可を受けた運送業のトラックはナンバープレートが緑か黒と決まっています。普通の白・黄ナンバーのトラックで運搬している業者は無許可ですから、貨物保険などにも入っていないと考えてください。

 

また、無許可で引っ越し業務を行うと、業者と一緒に依頼主も処罰対象になることがありますので、注意してください。なお、陸運省の許可を得た車両の場合もありますが、これは「許可証」を持っているので判断できます。