引っ越しをキャンセルする場合のキャンセル料

引っ越しの当日または前日だと、手数料が発生

引っ越し業者を選ぶときは、数社に見積もりをしてもらい、その上でひとつに絞り込むのが一般的です。当然、絞り込んだあとは、他の業者にキャンセルの連絡を入れなければなりませんよね。

 

ここで気になるのは、ひとつは、引っ越しの場合、キャンセル料を支払わなければいけないのか、ということ、そしてキャンセルした場合に、何か面倒な手続きなどが必要になるのか、ということです。

 

キャンセル料については、1990年に国土交通省が作成した「標準引越運送約款」に定められています。それによると、引っ越しの当日または前日に依頼主の都合でキャンセルになった場合は、手数料が発生すると定められています。

 

ということは、3日前までに解約の申し込みをした場合は、キャンセル料は考えなくてもいいことになりますね。

 

ちなみにキャンセル料が発生しないケースはもうひとつあって、業者が2日前までに見積書に変更がないかどうかを、確認しなかった場合です。この、変更確認は前述の約款に定められていることで、つまり、業者が約款に違反した場合は払うべきものも払わなくてもよい、いうことですね。

 

この、業者が変更確認を怠ったケースは、前日や当日にキャンセルしたとしても、手数料を払う義務はありません。

 

少し面倒なのは、お金のやり取りよりもむしろ、梱包資材の扱いです。見積もりにきてもらうと、サービスとしてダンボールやガムテープなどを置いていきますよね。しかし、その業者との契約しなかった場合は、受け取った梱包資材はすべて返却しなければならないのです。

 

梱包資材

 

「ダンボール箱は50個までサービス致します」と明記されていても、事情は変わりません。この、梱包資材の無料提供というサービスは、あくまでも、そこの業者と契約をしてくれる場合、というのが前提になっているのですね。

 

返却は、郵送してもよいし、車のある方は事務所に直接持っていってもよいのですが、ダンボールはかさばって重いですから、どちらにしても少々大変です。

 

また、ダンボールをひとつでも使った場合は、基本的にダンボールその他は買い取り、ということになります。キャンセルするかもしれない業者からは、梱包資材はもらわない方がいいかもしれませんね。